初めての水草アクアリウム

肥料の種類と使い方

水草用として販売されている肥料には、固形肥料と液肥の2種類があります。 液肥は水中に投与しますが、固形肥料は底砂に埋め込んで使用します。

固形肥料にも2種類あって、有機肥料っぽいもの化学肥料っぽいもの があります。 有機肥料っぽいタイプのものは主に初期肥料として水槽セット時に底砂に混入して用い(追肥としても使用できます)、化学肥料っぽいタイプのものは追肥として用いるのが一般的です。

追肥として用いる固形肥料は、ピンセットや指で任意の場所(水草の根の近くっぽいところ)にピンポイントで挿入します。

液肥は常に控えめに与えましょう。 使用法は、水草の調子を見ながら水草が順調に育っているときに、毎日1〜3滴を魚にエサを与えるような感覚で使う、あるいは、換水え時に(水槽の全水量ではなく)換水量の分だけ使うなどです。

液肥と固形肥料の使い分け

液肥よりも、底砂に埋め込む固形肥料のほうがコケの原因になり難いと考えられます。 底砂に埋め込まれた肥料をコケが利用できないためです。 したがって、追肥をする場合にも、なるべく液肥より固形肥料にすると良いでしょう。

しかし、@ウィローモスや、リシア、タヌキモなどの根を持たない植物、Aミクロソリウムやアヌビアスなどのように岩や流木に活着させて育てる植物、B浮き草など、底砂中に根を這わせない植物は底砂中に埋め込まれた肥料を利用できません。 したがって、このような植物に肥料を与えたいときには液肥を用います。

園芸用肥料の流用

肥料も例によって、アクアリウム用よりも園芸用のほうが安価です。 ただし、アクアリウム用と園芸用とでは成分バランスが異なるので注意が必要です。 特に液肥(ハイポネックスなど)に関しては、園芸肥料のアクアリウムへの使用は難しいでしょう。

園芸肥料を水草水槽に使用したい場合には、窒素、カリウム、リンが所定の割合で配合されている製品よりも、カリウムだけとか尿素(窒素)だけで売られている製品のほうが使いやすいと思います。 売られているカリウムや尿素は固体なので、これらを水に混ぜて自分で液肥を作ります。

肥料は使う量も少ないですし、素直にアクアリウム用のものを買っても良いと思いますが、初期肥料に関しては園芸用の草木灰 がお勧めです。 草木灰はテトラ・イニシャルスティックに成分が似ているという噂があり、色も似ています。 草木灰は成分的にもカリウムがメインなので水草水槽に適しています。 ただし、草木灰はその名の通り灰状の肥料なので、追加肥料として用いるのは困難です。

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